いわゆる、中華製激安工業製品ってやつですね。Amazonで4万円です。同じようなエアプラズマ切断機は40万円くらいします。aliなんかで個人輸入すると270ドルくらいです。安い!
マキタのは45万円(コンプレッサ内蔵だけど)
プラズマで金属を溶かしエアーで吹き飛ばして切断する機械です。原理はよくわかりません。勉強しておきます。(プラズマと聞くと大槻教授を思い出します)
例のごとく、「通販サイトのレビューがサクラが多くてあてにならない」、「マニュアルが不親切、そして日本語がおかしい」なんかはデフォルトです。広告写真はこんな感じです。あふれる中華感、そして謎マッチョ、嫌いじゃないです。
こんな服装で作業しないでください
それでも製品がしっかりしていれば問題ないんですけどね。セッティングを始めます。例のごとくマニュアルが不親切で日本語もヘンだったので苦労しました。You Tubeや、ネットを駆使してなんとか使えるまでになりました。これ、いきなりの初心者がマニュアルだけでセットするの無理ですね。
質感は良いですね。4万円とは思えません。
100v,200v兼用ですが100v仕様にてセット。この100vプラグは入っていないので用意しないといけません。あと少しコードが短いかな。
続いてエア関連のセット。エアの継ぎ手、エアホース、エアーレギュレターの両隣のニップル、全てが不良、もしくは精度不足でした。接続してすべての場所からエア漏れして笑いました。
ココもエア漏れ。シールテープ巻きました。
ココはエア漏れありなので新品に交換。取り回しを考えて以下のようなエルボ型にしました。
付属ホースも使えなくはないけど弱いかな。まあ、エアまわりは全交換したほうが良いかも。でも4万円ですからね。
セットのち、お客様の工場にて使用テストを行いました。電源リールや延長コードを使った場合だと電圧降下をおこして安定しませんね。付属コードが短いのはこれを見込んでのことかも。200vが使えるようだったらそちらで使用したほうが良いかもしれませんね。レビューだと100vで30Aも使うって情報がありました。
使用自体は問題なく切断できました。あとは長期に使った場合と安全性ですね。エア関連パーツがアレだったので中身の精度も疑ってしまいます。でもこの値段でできるのはすごい。中華製品は結構好きで個人輸入しているですが、最近は質も高いですよ。最近買ったスマホなんて1万円でここまでできる?って質感でした。
代理店さんが中国の工場に見学に行ったときに、有名企業◯◯社の製品の外見だけ変えて別会社の商品を出荷しているのを見かけたそうです。(中身は一緒)〇◯社ってだけで数万円高くなりますからね。ブランドやメイド・イン・ジャパンも良いけど盲信しても目を曇らせますよ。
と、いってもまだまだツッコミどころがあって中華製品は面白いです。YouTuberにもこのジャンルは人気です。彼らの足元にも及びませんが、珍しい工具などのレビューもして行きたいですね。