珍しい一品をお預かりしました。デウォルトのビスケットジョイナー DW682です。電源が常に入り放しになってしまうようです。デウォルトってマイナーメーカーでしょ?って数年前までは思っていました。すいません。
実は世界シェア1番(の、スタンレーブラックアンドデッカーの1部門)の超メジャーメーカーなんです。マキタやHiKOKIより売上は上です。知っていると通ぶれるメーカーですので、自分も知ってから情報を集めるようになりました笑
使っている人もこだわりがあるイメージですね。60Vバッテリやスマホも開発していることから技術力も相当なものです。最近は工具にBluetoothを内蔵していろんな機器と連携させるのが各メーカーで流行りだしていますが、すべての工具をネットと連携させる「IoT電動工具」の分野ではトップかもしれません。さすがUSAメーカー。
国内では一時期はマックスで取り扱っていましたが、今では販路も限られるようです。修理も基本的にはメーカー送りです。当店でも製品自体の取り扱いはありません。今回はスイッチの異常だけでしたので、内部分解して端子汚れ除去、接点復活のみで正常動作しました。
部品調達などがグローバルになったとはいえ、国やメーカーよって設計に特徴があって面白いですね。DEWALTはアメリカです。複雑ですが配線などよく考えられている設計でした。破損した箇所は修理するよりユニット交換する前提なのでしょうかね?勉強になりました。
世界を見渡すと、電動工具メーカーは50以上あると思います。中華や東欧、旧共産圏のメーカーなんて分解してみたいですね。マイナーメーカー大歓迎です。修理依頼お待ちしています。