インパクトドライバのビットがブレる

まあ、どんなインパクトドライバでもブレますけどね。でもこれはブレ過ぎでした。 110mmのビットで先端が10mm以上ブレていましたね。何かの武器かと思いました。ロゴが消えて中華マキタコピーみたいになっていますが正規品のTD148Dです。アンビルとハンマケースのベアリング摩耗がほとんどなのですが、分解して確認します。

ますはビット先端分解。当ブログでも一番検索順位が高い「ビットが抜けない」症状でもこの作業は必須ですね。老眼だったり暗いところだと難しいです。

汚れはもちろん掃除しますよ。マキタのインパクトは分解しやすくていいですね。HiKOKIのWH36DAはモナカ式でハウジングを半分に割らないと分解できません。部品のクリアランスも厳しめです。対してマキタは、後端パーツを外すだけでローターが取り出せます。

まあ、HiKOKIもWH36DCにからはマキタ方式?になりましたけどね。分解難易度が低いほど手数料は安くなるので歓迎です。

ハンマーケースとアンビルを取り寄せました。ハンマケースにはニードルベアリングが入っています。556スプレーとかはここにしない方が良いですよ。中のグリスが流れますから。

ハンマーの摩耗はあまりないですね。

洗浄とグリスアップをして新品を組み込みました。映像で残していないんですがブレは数ミリ以内になりました!ブレると作業性も悪くなりますし、お困りの方がいらっしゃったらご相談ください。ちなみに今回の料金は4500円ほどです。