ボッシュのハンマドリルを修理しました BOSCH

ボッシュハンマードリルGBH2-22SREの修理です。20年近く前のモデルです。ボッシュのハンマードリルは丈夫だって定評ありますが、ここまで持つとは。20年前っていったらプレイステーション2が発売された頃ですよ!流石にPS2が現役の人はいないでしょう。故障らしい故障もなく動いていましたが、今回は火花とともに動かなくなりました。通常でしたら「買い替えましょう」なんでしょうけど、それだとどこのお店でも一緒です。分解して直せるか(もちろん安く)チャレンジしてみました。後継機はGBH2-23クラスでしょうか。この値段が27000円、販売価格だと20000円以下なのでそこも踏まえて修理設計をします。

「火花が出た」というとモーター周りです。開けてみます。。

モーターではなくてベアリングでした。真っ黒にこげていました。たいめいけんの黒いシェフかと思いました。固着ロックして火花が出た時点で使用を中止していただいたのは英断でした。これでしたら作業的にも楽ですし、料金も高くはありません。使い続けていたらハウジングまで融解して「買ったほうが安い」事になったと思います。

ココだけ直しても他がくたびれている場合もあるのでチェック。

摩耗しやすいギアも残っています。スイッチ、カーボンも正常。整流子摩耗なし。グリスアップと清掃だけしておきました。さすがBoschのハンマードリルは丈夫です。指名買いありますもんね。

新しいベアリングに交換。607だったかな。このまま組むと金属粉でショートしたりするので清掃は念入りにします。

組み直して正常動作を確認しました!調子が良すぎて余計なブロックまで削ってしまいました。しかし、Boschはドイツ設計ですが国ごとに設計思想みたいなのが全く違って面白いですね。普段はマキタ、HiKOKI、京セラの製品が多いので慣れないところはありましたが、主要部へのアクセスが早くて作業が早く終わりました。ネジがトルクスだったのでそこは大変でしたが笑

なるべくお安く直しますが、買い替えも大歓迎です笑