すぐ出ると言われて、はや数ヶ月。やっとマキタの40V充電式125mm丸ノコが出ました。お客さんも「40V、125の丸ノコが出たら買う」って方がたくさんいましたね。無線連動の有無、ベースが際切り対応かによって形式がHS005G〜HS008Gの全4種類です。色はお馴染み青と黒。
特徴は?
ハイパワー化を実現した 40Vmax リチウムイオンバッテ リとハイパワーBL モータにより、当社 AC 従来機比で 切断スピードが約 2 倍となるなど、クラス最速の切断 スピードを実現しました。
スピードに関してはカタログスペックでは確かに早いですね。競合となるHiKOKIの125mm丸ノコC3605が5000回転/1minなのに対してマキタの125mm40v丸ノコは6000回転/1minです。HiKOKI最新カタログでもC3605がクラス最速って書いてあるので次回以降のカタログも注目です。どちらが早いかは、工具系YouTuberが実演して確かめてくれることでしょう。
「作業に応じて選べる 2 つの駆動モード」
軽負荷時は高速回転しハイスピードモード に、重負荷時は高トルクモードに自動的に 変速し、スピーディな切断を実現する「スピ ードモード」と、定回転制御により回転数の 変動を抑制し、粘り強さとキレイな切断面を 実現する「仕上げモード」を搭載。作業に応 じてモードを選択し、切り替えることで、快適 な作業が可能となります。
これはHiKOKI丸ノコにもパワーモードとサイレントモードがありますから似たようなものでしょう。
IP56に対応した防じん・防水性能
本機およびバッテリともに、IP56(防じん・防水 保護等級)に対応した防じん・防水性能を 有しております。(以上、マキタプレスリリースより引用)
何気にこれが一番すごいかも。粉塵に対しての防御力は5で、内容は「粉塵が侵入する事を防止する」能力があります。水に対する防御力は6で内容は「波浪または全ての方向から強い水流を受けても影響がない」能力です。沈めたまま使うのは無理ですが、少しくらいの雨には耐えます。雨降りの現場に置き忘れて故障なんてことは防げると思います。最近の携帯だとこれより高性能なIP67とかですね。
インパクトとかだとIP56は珍しくないですけど、丸ノコでIP56性能はすごいかも。HiKOKIもマックスも京セラもまだIP56の丸ノコはありません。
重さ
重さはバッテリ込みで2.7kgです。際切ベース(リフォーム用)が2.8kgです。HiKOKIの36V125mmと全く同じです。大人の事情が見え隠れします。
お値段
そして気になるお値段はこんな感じです。
一番売れると思われる一般ベース(一体式)で無線非対応のHS007Gで単体36,800円です。同条件のHiKOKIC3605(NN)が¥32,500ですから¥4000ほどマキタのほうが高いですね。防水機能でコストがかかっているのかも。
7/28日現在、いつ入ってくるかなど未定です。発売してすぐに売れすぎて生産中止になったマキタ冷温庫CW180Dのような事にはならないかと思いますが(その際はご迷惑をおかけしました)、販売体制が整い次第webや店頭でも掲示していきますね。