2002年マキタカタログ発掘

2002年は今から18年前、平成14年でした。この頃は何してました?自分は大学出た年で、就職しないでプラプラしてました。就職氷河期でしたね。

2002年といえば日韓ワールドカップですね。ベッカムブームで自分もソフトモヒカンにした気がします。同じくイケメン枠だったトルコ代表イルハンはその後ヴィッセル神戸に移籍してすぐ帰っていきましたっけ。総理大臣は小泉さんでした。タマちゃん、ムネオハウス、拉致なんかが流行語大賞になりました。

こんな年でした(https://ja.wikipedia.org/wiki/2002年の日本)wikiより

そんな年のマキタのカタログです。なんといっても表紙が時代を感じますね。NBAの八村選手の若い頃です(ウソです)。

キャッチコピーは光をその手の中に。です。分譲マンションの広告にありそう。中二病っぽさがあってステキです。

最新号はNBAの八村選手です。広告宣伝費、1000倍くらいかな?2002から2020年で売上高も約2000億円から約4900億になっているので納得です。

今と違うのが、「リチウムイオンバッテリがない」ことです。ニカドバッテリもまだまだ現役、ニッケル水素電池が最新の充電方式で容量は3.3Ahが大容量でした。まあ、まだこの時代のインパクトなんかもまだ使えますけどね。トルクが過度になくて使いやすかったりします。バッテリもまだ新品で手に入りますよ。でも最新モデル買ってくれたほうが嬉しいです笑

今の方が値段が上がっている予想でしたが、18年前のほうが高いですね。インパクトの例だと2002年のTD122DZが33800円、2020年のTD171DZが23200円です。セットだと逆転して60000円と68100円です。トルクは110N・mから180N・mになっています。バッテリの進化は言わずもがな。

時代の変化を感じたのが木工機械の取り扱いです。2002年は10Pあってホゾ穴、角のみなんかのページもあったんですけど、今年は3Pだけ。

エア釘打機はこれだけ。もちろん常圧です。

自動カーテンなんていう謎製品もありました。関係ないですけどモデルの女の人にも時代を感じます。

ちょいちょい、職人おじさんが出てきます。

この1911Bはまだ現行モデルであります。値段も同じってすごいです。20年近く値段が変わらないものってバナナと玉子くらいですかね?東京ディズニーランドチケットなんて5500円から8200円になってますし。

20年近く前なので古さは感じましたが、20年後に今年のカタログを見たら古さは感じるんでしょうね。リチウムイオンバッテリすらなくて全固体電池になっていたり、マキタが工具機械メーカの枠ではなくなっている未来すら考えられます。建築物は3Dプリンタで組み立てかな。20世紀のカタログとか探せばありそうなので発掘できたらまた載せますね。