マキタ電子丸のこ5732C修理からの5731S破壊

マキタ電子丸のこ5732Cのギア舐め修理をしました。ギアと言ってもアーマチュアモーター直結のココです。

 

これは新品なんでピカピカです。

舐めるとこんな感じになります。(これは後で出てくる5731Sのです)

舐めてるでしょ?

ココが舐めると何が面倒かって、一番高額なモーターも同時に交換しないといけないんです。ケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさんに怒られる気がします。MOTTAINAIyo! 今回もモーター自体は元気でした。何か再利用方法があったら教えて下さい。

 

ココだけだったら、まあ修理しても金額的には良いかと思いますが、内部のヘリカルギアまで欠けていたら金額的に修理しないのをオススメします。ココまで壊れた5731Sは後ほど。

 

無事でしたがこのまま組むと欠けたギアや金属粉が悪さをしてまた壊れてしまうので洗浄してグリスアップ。

 

ベースの調整はOK

試し切りをして修理完了です。

 

今回は割とすんなり出来たほうです。前述のとおり、ヘリカルギアまで舐めている事は多いです。特にこの時代のマキタ165mm深切り丸ノコに多い気がします。正直、この電子丸ノコ5732Cもそんなに強い方ではないです。マキタも認めているようで、ギアの仕様が前期と後期で変わっています。MS-06FザクとMS-06F2ザク後期型は見た目で変わるのですが、丸ノコの場合は見た目、形式番号ではわかりません。サイレントアップデートってやつです。

ギア舐めは電子制御ではない5731Sに特に多いですね。次回は5731Sを破壊して内部を見てみようと思います。