※全て2020/4月現在の情報です。
マキタからディスクグラインダの新商品、GA420とGA520が発売されました。一番の特徴は機構です。
X-LOCK(エックスロック)です。※パンクロックとかのロックは「Rock」です。
取り付けも砥石を押し込むだけ。裏表も間違えません。
外すのもレバーを押し上げるだけ。
使用中に固く締まってしまってディスクが取れなくなる事って多いですよね。当店でもナット取り外し依頼が何件かありました。これだとそういうこともありません。フランジも今までと比べてフラットなので、平らな角度で研磨出来ます。
個人的に大きいのがホイールカバーの調整が楽ってことですね。作業中にロック解除レバーを押すだけで調整できます。今までって、変な場所にネジがあってドライバーも必要でしたからね。
色々とすごいX-LOCKですが、ボッシュが開発したのをマキタが採用したものです。詳細はボッシュのHPにあります。BOSCHでも同じようなディスクグラインダは出ていますが、ディスク径125mmのモデルのみです。
こちらの動画でボッシュおじさんがX-LOCKの説明をしていますのでご覧ください。
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一般的な100mmモデルだとマキタのGA420一択です。(2020/4/4日現在)。逆にコード式X-LOCKディスクグラインダはボッシュのGWX750-125Sのみです。
しかし欠点もあります。まず、本体とディスクが高いです。ライセンス料かな?
X-LOCK | 従来のナット締め |
GA420DZ 100mm 標準小売価格 33,800円(税別) [本体のみ] | GA404DZN 100mm 標準小売価格 25,300円(税別) [本体のみ] |
GA520DZ 125mm 標準小売価格 36,800円(税別) [本体のみ] | GA504DZN 125mm 標準小売価格 28,300円(税別) [本体のみ] |
と、100mmモデルで8500円もの差があります。ディスクはまだマキタでは少ししか出ていませんが、ボッシュでは多く出ています。海王などのメーカーもこれから出すでしょうね。
今の所、値段は従来の1割増ってところですがこれから下がるでしょう。ちなみにナット式とX-LOCKはお互いに互換性はありません。
構造がちょっと複雑ですね。壊れたときの修理代も上がるかもしれません。耐久性がちょっと心配ですが、ボッシュでは従来と同等といっています。
(これはボッシュのです)
色々と新しい商品と規格ですが、便利なことは確かです。今後、HiKOKIや京セラも出すと思います。マルチツールのスターロックも元はボッシュですけど各社出しましたし。丸ノコにX-LOCKっていうのも面白いですね。今のナットで締めるチップソーって古臭い気もしますし。
X-LOCKチップソーもそのうち出たりして。また使用レポなど上げようと思います。
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